父なる母なる神~本物の神と出会える場所~

神世界へと行ける光の道を、神の姿を書き現して、神宿る文章をお届けしています。

神が人間に与える「苦しみ」の意味

各研究者によって数値がバラバラで安定していないけど、人間の可聴域は20Hz~20000Hzくらいで、犬は15Hz~50000Hzくらいで、猫は50Hz~70000Hzくらいで、人間には聞こえない20ヘルツ以下もしくは20000ヘルツ以上は超音波と呼ばれていて、超音波である20000Hz~100000Hzくらいの周波数帯域を利用してコウモリは飛行している。

コウモリが使用している「エコーロケーション」と呼ばれているレーダーみたいなシステムは、喉の声帯を振動させて超音波を発して、対象物に当たってはね返ってくる反響音(エコー)を耳で聞いて、対象物までの距離、対象物の大きさや動きなどの情報を得ることで、暗闇でも障害物を避けたりエサを捕獲したり出来ていて、近くに仲間がいる時は混信しないようにお互いに超音波の周波数を調整して使い分ける、という、高度なテクニック。

これらは、もちろん、神が「人間の可聴周波数はこの周波数で、犬の可聴周波数はこの周波数で、猫の可聴周波数はこの周波数で、コウモリにはエコーロケーションを使用した生活をさせる」と決めただけの話で、人間、犬、猫、コウモリが自由に自分達で選択した訳ではなく、神が調整を行って人間世界と犬世界と猫世界とコウモリ世界の住み分けを見事に実現させているのです。

そして、もちろん、「エコーロケーションという技術を発明した」のも、神なのです。

犬は動体視力が優れているから、昔に人間が使用していたブラウン管のテレビを見ても1枚1枚絵が表示されていくコマ送りにしか見えていないし、青色と黄色は認識できるけど赤色を認識できないから、人間みたいに多彩な色を識別できていない。

人間にとってはネギやタマネギやニンニクなどのネギ類は無毒で美味しく食べられる食材なのだけど、犬や猫にとっては有毒で邪魔な存在となる。

同じ世界で暮らしているようで、実は、微妙にズレているのです。

人間世界の高度な文明は、犬や猫の頭では理解できない。

自分達が住んでいる世界以上の世界は、思いつくことすらできない程レベルが高い領域に存在していて、見えているようで見えていない。

同じ部屋で過ごしていても犬や猫には人間が楽しんでいる世界が見えないように、今現在でも、あなたには見えない所で「人間世界以上の極楽世界」は存在しているのです。

そして、「どうしたら上の世界に行けるのか」は、過去の預言者たちによって、「神の言葉」として、人間世界にちゃんと伝わっている。

「魂の成長ってなんなんだ?」とバカにして言っている「分からず屋」な人がいるけど、実際、悪魔の誘惑に「勝ちまくっている人」と「負けまくっている人」がいるのだから、「悪魔の誘惑に勝てるようになる」のが「魂の成長」というものなのです。

簡単に「悪魔の誘惑に勝ちまくれる魂」となれる訳ではなく、まず、「聖典」を読んだり、親や先生から代々伝わる「聖なる言葉」を聞かされたりして「何が善」で「何が悪」なのかを知り、そして、「善の立場」で悪に立ち向かって苦しまないと、そのような魂には、なれないのです。

誤った選択をした人間は、誤った魂へと成長していく。

悪は嫌うために存在しているのに、逆に、悪を好むようになってしまった人間は、実は、自分がとんでもない間違いをしていることに気付いていないだけで、「神が消去しない限り自分の過去は完全に記録されて残っている」「神が消滅させない限り自分の魂は今所有している体が死んだ後も生き続ける」ことが分かった時点で、後悔することになる。

存在するものに意味がないものはなく、意味が分からないならば、それは、あなたが「永遠」という視点で物事を見ていないからなのです。

「される側」になって初めて分かることもある。

金目当てで結婚して「どうやって難癖付けて離婚して慰謝料を奪い取ってやろうか」と毎日考えている極悪妻、自分の妻を自分の醜い欲望のはけ口としか考えていなくて奴隷扱いして暴言や暴力で虐待する極悪夫、「どうやって老人をダマして金を奪い取ってやろうか」と相手の無知、好意、人を疑わない性格につけこんで金儲けをする極悪サギ師。

される側の気持ちを考えれば、これがいけないことなのはすぐに分かるはずなのに、欲で目がくらんでいる人間には、こんな簡単なことすら見えなくなってしまう。

若い頃、老人に対して「邪魔だから早く消えてくれ」と罵声を浴びせていた人間が、自分自身が老人となった時に「自分はなんてひどいことを言っていたんだろう」とシミジミ実感する。

前世では頭脳明晰でスポーツ万能の超健康体で生まれてきて、落ちこぼれている人間に対して「なんでこんな簡単なことが出来ないんだ」とバカにして見下していた人間が、現世では障害を持った病弱で凡才な体で生まれてきて「やりたくても出来ない人」の気持ちを痛感する。

他者の苦しみは、その立場になってみないと分からない。

そして、「苦しみがなければ反省できない」という未熟な魂だから、今の人間には「生」「老」「病」「死」の四苦、さらに「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五蘊盛苦」を加えた八苦が与えられているのであって、この世とあの世をグルグルと回る「輪廻転生」のシステムが構築されているのです。

若くて健康だった時には全く気付けなかったことが、老いて不健康となった時に身にしみて実感できることが沢山ある。



Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/

2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)